版画 現代アート 画廊のコラム

版画 現代アート

大阪市西区の現代アートギャラリー、ギャラリーファインアートでは版画が絵画(一点もの)・レリーフ・彫刻・オブジェ・書などと並んで主要な取扱商品の一つです。

そこで版画とはどんな種類のアートなのかについて大まかなご理解を得るために辞書に掲載されている解説文を転載させて頂きます。

百瀬寿・シルクスクリーン

百瀬寿・シルクスクリーン

 

世界大百科事典 第2版には以下のように解説されています。

「版(原版)によって写し(刷り)とられたものを指す。print(英語),estampe(フランス語),Druck(ドイツ語)がほぼこれに当たる。ふつうはインキ(墨,顔料など)をつけた木版,銅版,石版などによって紙などに印刷されたものをいう。したがって,まったく同一のものが複数あるということは版画の第1の特徴である。ただし例外として,初期のヨーロッパの版画でウニカunicaと呼ばれて,ただ1点しか現存しないものがかなりあり,またモノタイプmonotypeという1回くらいしか刷ることのできない方法でつくられたものもある。」

また、広辞苑では「木版・銅版・石版などで刷った画の総称。特に木版画を指す場合が多い」と簡単に記述されているだけです。(特に木版画を指すということはありませんので一言申し添えます。)

坪田政彦・リトグラフ

坪田政彦・リトグラフ

 

上記のように木版画、銅版画、石版画(石版画は最近ではリトグラフと呼ぶことが多い)等を総称して版画と呼んでいます。他にもシルクスクリーンという技法の版画も一般的です。なお、銅版画にはエッチング、ドライポイント、アクアチント等いくつかの技法があります。また、リトグラフとエッチング、リトグラフとシルクスクリーンなど、異なる版種を組み合わせて版画を制作する場合もあります。

これらの文章だけでは版画についての詳細はご理解頂きにくいかも知れません。確かに説明文を読むだけではなかなか分かり難いものです。

林孝彦・銅版画

林孝彦・銅版画

 

ですが、版画を買おうと思っておられる方々にとっては細かい技法を知ることはそれほど必要のないことだと思います。むしろ下記の3つの条件を満たしたアートが版画であるということを知って頂くだけで十分ではないかと思います。

  • 一つの作品のために複数の版を作る。
  • 一つの作品を複数枚数摺る。
  • 作品ごとに摺り枚数、摺り番号、作家の署名が入っている。

ギャラリーファインアートのホームページにはたくさんの版画を掲載していますのでページをご覧頂き、版画とはこのようなアートの事かということを実際にご覧になって頂ければと思います。

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木村繁之・木版画

木村繁之・木版画


投稿日:2014.06.09