「コロナウイルスの時代に思うこと」~坪田政彦~ 画廊のコラム

「コロナウイルスの時代に思うこと」~坪田政彦~

コロナ問題に関わらず悲しい出来事が多い中、人は頑張って生きている。

世界的な新型コロナウィルスは我々が生活をし、初めて直面することのように思う。

 

私は毎日アトリエで絵を描いている。

以前、東北での大震災の時、何もできない自分はこれでいいのかと、ある美術館の学芸員に「こんな時期に絵など描いていていいのかな。」と思いを伝えたところ、『絵描きさんは、いいんじゃないですか。』と言われたことがあり、訳がわからないが少し気が楽になった記憶がある。

 

美術はスポーツと違って世間では文化・文化と言われているが、政治的にはあまり認知されているように思えない。それは美術関係者の怠慢かも知れない。そういう点では日本は一番遅れているように思う。例えば彫刻、絵画は、海外では建築物ができるとき1パーセントの美術品をと法律で決められているようです。

 

人は凄く能力のある動物だが一番愚かな動物でもある。美術は必要がなくても生活はできるかも知れないが本来は逆のような気がしてならない。感染拡大防止しながらアートファンのみならず人々にエールを送りたい。今は我慢の時。

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2020年4月27日

坪田政彦

坪田政彦(アトリエにて)

坪田政彦(アトリエにて)

坪田政彦「Penetration-115」シルクスクリーン版画

坪田政彦「Penetration-115」シルクスクリーン版画

 

 


投稿日:2020.04.27