【納品事例】大阪市此花区マンション・エントランスを彩る佐伯和子のファイバーアート
大阪市此花区にあるマンションのエントランス改修プロジェクトにて、染織造形家・佐伯和子氏のオーダーメイド作品2点を納品・設置いたしました。
今回のプロジェクトは、建築事務所の設計士様から「空間に魂を吹き込むアートを」とのご相談をいただいたことから始まりました。
設計士様との共創で生まれた、空間に寄り添うアート
弊社は、「新建築のコンセプトに最もふさわしい作家・作品を選定すること」を得意としております。
今回も担当設計士様と何度も打ち合わせを重ね、改修コンセプトを深く掘り下げる中で、私たちがご提案したのが佐伯和子氏の作品です。
単に既製品を配置するのではなく、建築の意図を汲み取り、空間の格を高めるための最適なマッチングを追求いたしました。
■コンセプトは「銀河・星・宇宙」
当該マンション群には、建設当時から「星座」をテーマにしたオブジェが数多く設置されています。
その歴史的な文脈を大切にするため、今回の新作も「銀河、星、宇宙」を想起させるイメージを軸に据えました。
佐伯氏にはプロジェクト専用のイメージスケッチを書き下ろしいただき、そこから本制作へと進めていただきました。
■タイルの静寂に、糸の温もりが灯る。「星の歳時記-1」

ダウンライトの光を浴びて浮かび上がる、豊かな色彩の重なり。400×2730mmの圧倒的な存在感ながら、自然素材(糸)ならではの優しさが、訪れる人を温かく迎え入れます。
直線的なタイルのグリッドに対し、佐伯氏の作品が持つ有機的なラインが美しい対比を生んでいます。
日常生活に馴染み深い「糸」を染め上げ、丁寧にコイリング(巻き上げ)していく技法により、一定の厚みを持たせた半立体的な質感が生まれます。
無機質になりがちなエントランス空間に、柔らかなリズムと体温が宿る瞬間です。
■ニッチに広がる青の階調。日常に現れる「星の窓」

「星の歳時記-2」は、深いブルーから光を孕んだ白へのグラデーションが印象的。ライティングによって強調された糸の凹凸が、見る角度によって異なる表情を見せます。サイズ:280×1230mm

佐伯和子 ファイバーアート 「星の歳時記-2」
サイズやバランスの異なる2枚を配置することで、エントランス全体に統一感とストーリー性を持たせました。
ニッチの中に収まった作品は、まるで「宇宙を覗く窓」のような奥行きを感じさせます。
これこそが、設計段階から打ち合わせを重ねることで実現できる、空間とアートの理想的な関係です。
作家略歴:佐伯 和子(Saeki Kazuko)
武蔵野美術大学を卒業後、新制作協会を拠点に国内外で活躍する日本を代表するファイバーアーティスト。
受賞歴:新制作展新作家賞、日本クラフト展優秀賞、清州ビエンナーレ(韓国)ベストアーティスト賞など多数。
実績:全国のホテル、病院、公共施設、マンション等でのコミッションワークを数多く手掛けています。
アートによる空間プロデュースのご相談を承ります
弊社では、マンションのエントランスやホテルのロビーなど、建築のコンセプトに基づいたオーダーメイドアートのご提案を行っております。
「空間に何を飾ればいいか分からない」「建築のテーマをアートで表現したい」という設計士様・オーナー様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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